秋は大根干しが盛んです。この大根は、余呉町摺墨(するすみ)のものです。 長浜で大根を干す場合、葉をつけたままにして干します。北日本のように寒く乾燥した地域と比べて温暖な地域では、 水分が飛びにくいため、葉をつけておくと葉から水分を吸い上げるそうです。 これも生活の知恵ですね。この大根は、漬物にするそうです。 余呉町摺墨
Monthly Archives: 10月 2014
シルエット
湖北は空が広い。琵琶湖のおかげもさることながら、意外と山並みを眺めるときにそう思うことが多い。 南から東、北へぐるっと、霊仙、横山、伊吹、七尾山、小谷山、己高山、賤ヶ岳、山本山、つづら尾崎、そして竹生島 … 大きさや形に特徴のある山々の連なりは絵画のように美しい。 遠くの高い山は、光の色や雲の掛かる様子がダイナミックに移ろい、 近くの低い山は、芽吹き 新緑 紅葉 落葉と、 木々の様子が […]
初霜
長浜駅と田村駅の間、早朝の電車に乗ると伊吹山の凛とした容姿に眠気を覚まされることがある。 山裾にうっすらと霞をまとう、よく晴れた冬のはじめの朝。 霜がおりて辺り一面が白くなっていたかと思うと、朝陽を浴びてきらきらと輝きだした。
山を愉しむ
びわ湖で一番北の岬「藤ヶ崎」の里山で、少年のように山を“愉しむ”人達がいます。その名は「伊香具山友会」。木を切り、切った木を薪や炭や木工の材料にしたり、小屋を建てるなど、楽しみながら里山の保全をしています。 10月25日(土)は、「火のある暮らし」というテーマで、会員以外に一般参加者も募り、ロケットストーブ、ぬか釜など昔から伝わっている道具を使い、マキ、シバ、もみがらな […]
水害から高月を守る西野水道でくるみ拾い
西野水道をご存知ですか。余呉湖から流れでる余呉川は高月にたびたび水害を引き起こしてきました。 そんな災害から暮らしを守るために、山をくり貫いて余呉川の水を琵琶湖に流し出す排水路が約150年前に作られました。 それが西野水道です。 現在の西野水道は3代目。その隣には1950年に造られた全長245mの「西野隧道」と記された2代目のものがある。 実はこちら、歩いて琵琶湖岸まで出ることが出来 […]
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