11月2日(土)・3日(日)の曳山博物館は、歌舞伎座と様変わり。
まちなか商店街の活性化を目的に平成9年から始められた「長濱ゆう歌舞伎」は、役者、スタッフ、商店街振興組合会員らの手作りによる市民歌舞伎で、今年で18回目を迎えます。出演者は公募により参加した人たちで、小学生から60歳代の男女が歌舞伎に出演。
2日(土)は、満員の観客のなか、「大石東下り 小田原本陣宿の場」と「神霊矢口渡 頓兵衛住家の場」の2つの芸題を演じ、会場には立ち見が出るほどの観客が詰めかけ、役者たちの軽妙やせりふ回しや渾身の演技にすっかり引き込まれていました。
長浜曳山まつりは、平成28年にはユネスコ無形文化遺産に登録の予定。約400年前から続く歌舞伎への熱き想いは、これからも続きます。
長浜市曳山博物館(http://www.nagahama-hikiyama.or.jp/)
滋賀県長浜市元浜町14−8