• 2014.11.2
  • 技と暮らし

町衆の歌舞伎への熱き思い


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11月2日(土)・3日(日)の曳山博物館は、歌舞伎座と様変わり。

まちなか商店街の活性化を目的に平成9年から始められた「長濱ゆう歌舞伎」は、役者、スタッフ、商店街振興組合会員らの手作りによる市民歌舞伎で、今年で18回目を迎えます。出演者は公募により参加した人たちで、小学生から60歳代の男女が歌舞伎に出演。

 

2日(土)は、満員の観客のなか、「大石東下り 小田原本陣宿の場」と「神霊矢口渡 頓兵衛住家の場」の2つの芸題を演じ、会場には立ち見が出るほどの観客が詰めかけ、役者たちの軽妙やせりふ回しや渾身の演技にすっかり引き込まれていました。

 

長浜曳山まつりは、平成28年にはユネスコ無形文化遺産に登録の予定。約400年前から続く歌舞伎への熱き想いは、これからも続きます。

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長浜市曳山博物館(http://www.nagahama-hikiyama.or.jp/

滋賀県長浜市元浜町14−8

川瀬智久
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川瀬智久
身長188cm、市役所入庁以来、背の高さだけはNo.1をキープしています(笑) 「人がまちを動かす」を理念に、広報を通じて、人がつながり、共感を与え、市民活動を喚起、活発化させられるようがんばります!今回の取組みで、観光のような「ハレ着」とは違った「普段着」の長浜の魅力、愉しみ方を紹介し、「長浜いいね!遊んでみたいね!住んでみたいね!」と、行動に移してもらえるようデザインしていきたいですね。