いつの間にか桜も散ってしまい、最近では半袖でも過ごせるくらいの日もあったりします。
そんな暖かい今年の気候のせいか、春の味覚であるたけのこも例年より早く育っているのだとか!
こちらに移住してきて3回目の春。毎年お世話になっている高月町のお米農家さんのところへ、今年もたけのこを収穫させてもらいに行ってきました!
農作業で忙しいなかいつもなにかと体験をサポートしてくれる農家さんに感謝です。。。
集落の田んぼでは田植えに向けた準備が進められています。青々した緑の中に赤いトラクターのコントラストが綺麗です。
山でたけのこを収穫!
農家さんの管理されている山の入り口のところでたけのこを採らせていただきます。
毎年イノシシやサル?にやられてしまって抜け殻みたいなたけのこばかり見ていますが、今年は無事なたけのこがたくさん見つかりました!
たけのこは頭がちょこっと出ているだけのものを狙います。
収穫する際は、本体を傷つけないように周囲の土を掘り返していくと、こんなに大きかったのと!驚くこともしばしば。
根気よく掘り進め根っこのいぼいぼが見えてきたあたりで抜き取ります。
スーパーや八百屋さんで見るような綺麗な形ばかりではないですが、それでもすごい満足感があります。
時間の関係もあって切り上げましたが、まだまだたくさんのたけのこがあちらこちらに。
今年は暖かいので収穫できる時期はゴールデンウィークいっぱいくらいでしょうか?私ももう一回挑戦したいところです。たけのこは野山にいけばたくさん生えていると思います。
ただ私有地であったりしますのでむやみに取るのは控えましょう!山を管理している知人や農家さんに尋ねればきっと収穫できる機会はあると思います。
旬の味覚は時間との勝負。お早めに。
必要な道具
・長靴(山で動きやすいように)
・軍手
・鍬(くわ)、大きめのシャベルなど
・持ち帰るための袋
たけのこのあくとり
たけのこはアクが強いのでアク抜きが必要です。
(採りたてはそのままでも食べられるようです。)
アク抜きには米ぬかと唐辛子を使うのですが、この米ぬかも図々しくお米農家さんから分けていただきました。
ちなみに私の住んでいる大通寺表参道近くの八百屋「きたかぜ」さんではたけのこを購入するとアク抜き用のぬかを渡してくれます。
先端を1/5ほどななめに切り落とし、たけのこの身を傷つけないよう、皮の縦方向に少し(1/3~半分程度)切り込みを入れ火の通りを良くします。
大きい鍋にお水に完全に浸るまで水をたっぷり入れて、そこに米ぬかをカップ一杯と唐辛子を2~3本入れます。水の段階からゆでることで火の通りを均等にします。
落し蓋をして2時間程度沸騰した状態を保ったら、熱が取れるまでそのまま放置しておきます。
鍋から引き上げて皮をむいたら下処理の完了です。
今回のたけのこはちょっと形は悪いですが、味は申し分ありませんでした。ぜひみなさんも挑戦してみてください。
たけのこご飯や焼きたけのこ、その他筑前煮などの煮物など料理も楽しくなりますよ。
執筆:事務局長宇留野