• 2015.8.7

涼しい+αを求めて行こう「市立図書館」


暑い夏に涼しさを求めて行く身近な施設としては、図書館があります。
最近では、暑い日に一人でエアコンをつけるのではなく、涼しい場所に集まって一緒に過ごす「クールシェア」という取り組みが広がっているなか、図書館の役割は大きいです。

長浜市内には6つの市立図書館があり、それぞれ特色があります。今回は図書館の魅力について図書館司書の下司満里子さんにお聞きしました。
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まず、それぞれの図書館の特色をまとめてみました。

■長浜図書館
・調べものに使える本や専門書が多い。
・児童書が充実している。
・毎月10日に開催される名画サロンが人気。
長浜図書館

■浅井図書館
・セカンドライフを満喫するための本が充実している。
・毎週金曜日午前中に赤ちゃん優先タイム(小さい子がいても気兼ねなく図書館を使ってもらえるよう呼びかける時間)がある。
浅井図書館

■びわ図書館
・雑誌・コミックが充実している。
・DVD視聴コーナーがある。
・身近な子育ての本が充実している。
・毎週月曜日午前中に赤ちゃん優先タイムがある。
・バリアフリーの本(しょうがいのある人でも読みやすい本など)が充実している。
びわ図書館

■虎姫図書館
・小部屋があり、靴を脱いで小さいお子さんとゆっくり過ごすことができる。
虎姫図書館

■湖北図書館
・文庫本が充実している。
・DVD視聴コーナーがある。
湖北図書館

■高月図書館
・「星と祭」などの作品でゆかりのある作家・井上靖の記念室がある。
・介護福祉関係の本が充実している。
・コミック・子ども用パズルや漢字カードなどがある。
高月図書館

■全館共通で木のおもちゃが借りられる。

また、長浜図書館では、普段入ることができない奥に入らせてもらいました。普段表に出ている本は約7万冊あるそうですが、それはほんの一部だけ。図書館の奥にはなんと17万冊もの蔵書があります。2階には9段もある棚、3階には可動式の6段の棚がたくさんあり、そこにぎっしり本が整理されています。

そこから本を探すのは大変ですね?と尋ねると、「蔵書検索から探せますが、特色ある本はどこにあるのかは覚えていますよ」と、プロフェッショナルな言葉が帰ってきました。
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次に、書店とは違う魅力について聞いてみると、「図書館は、新しい本だけでなく古い本も残しています。書店では出会えない本がたくさんありますよ。実際書棚の前に立ってみてください。もしかしたら、自分の人生に影響を与える素敵な本と出会えるかもしれません。」なるほど、書店もいいですが、知が蓄積されている図書館にはさらに意外な出会いがあるかもしれませんね。

また、図書館には下司さんのように図書館司書がいますよね。どんな役割なんでしょう。「本を選び、整理し、必要な人に提供することが仕事ですが、皆さんが『知りたい、見たい、なんでかな』と思うことを、資料(本)を通じて知るためのお手伝いすることが大きな役割です。この夏休みも、お子さんの読書感想文を書くための本の相談、そして自由研究の相談も受け付けます。これからどの図書館も子ども達で賑わってきますね。」

そうそう、夏休みの自由研究。うちの子ども達もお世話になります。

この夏は涼しい図書館をうまく活用して、知識・教養を高め、また夏休みを楽しく過ごそう!
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長浜市立図書館ホームページ

執筆:川瀬

川瀬智久
この記事を書いた人
川瀬智久
身長188cm、市役所入庁以来、背の高さだけはNo.1をキープしています(笑) 「人がまちを動かす」を理念に、広報を通じて、人がつながり、共感を与え、市民活動を喚起、活発化させられるようがんばります!今回の取組みで、観光のような「ハレ着」とは違った「普段着」の長浜の魅力、愉しみ方を紹介し、「長浜いいね!遊んでみたいね!住んでみたいね!」と、行動に移してもらえるようデザインしていきたいですね。