• 2020.7.27
  • 長浜くらしノートストア

「鍋庄さん」と愛され150余年 利き醤油で、甘みとうまみを体感


パリッとした白地の暖簾に黒抜きの 屋号。頑丈な格子窓。まるでタイム リップしたような店構えが長浜駅前にあります。
明治初期に創業以来「鍋庄さん」の愛称で約年にわたってまちの人に愛されてきた醤油蔵です。

5 代目英夫さんと現当主で 6 代目の一貴さん。創業から 150 年の節目であった 2019 年に代替わり。醤油加工品の開発や、 近隣飲食店との連携、SNS での発信など、時代に合わせた製造と店舗運営に励む

 

 

 

日本を代表する発酵食品でもある醤油。

大豆、小麦、大豆、塩を発酵させ、絞ってもろみと液体を分けたのち、火入れで、加温しながら塩分濃度や甘みを調整しつつ、香ばしさを加えます。これが大まかな醤油製造の方法ですが、地域や蔵ごとに、種類や味の個性 があります。
鍋庄商店が大事にしてきたのは、「甘みとうまみのバランスが とれた醤油作り」。
これを実感できるのがこいくち醤油で、冷奴やお造りにかければ素材を引き立て、煮炊きにはダシの役割も担ってくれるほど。
琵琶湖の湖魚を炊くときは「ここのでないと」という人も少なくありません。

 

創業時からの歴史を刻んできた蔵の中。麹菌が棲みつき、梁や天井、壁面が黒っぽくなっているのが醤油蔵ならでは

 

 

とはいっても製品を見ているだけでは味はわからないもの。
こいくち醤油 だけでもうまみや塩味の濃度が異なる3種があることから、店頭では、利き酒ならぬ「利き醤油」もできます。 えきまちテラスからは徒歩3分、ぜ ひお気に入りを見つけてみてください 。

 

撮影:川瀬智久 執筆:矢島絢子

 

鍋庄商店
長浜市朝日町6-6
0749-62-3491
営業時間 9:00 ~ 18:00
火曜定休

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nagahamalabo