秋の代名詞のような柿。
紅葉より一足早く風景に橙色をちらつかせます。
自然の残る地方特有というべきか、至る所にたわわに実った柿の木をみかけます。
多すぎるからか、渋いのがあるからか家にあっても食べない人も多いといいます。
それならかわりにもらいましょうかと言いたいところです。
勝手に収穫するわけにもいかず、馬上のみたて農園さんにお願いし、
柿の収穫をさせていただくことができました。
これといって収穫のコツはありませんが、高いところは注意するか長いはさみを使うこと。
それと注意すべき点はヘタに着いている柄の部分で切り取らないといけないそうです。
枝を折って取ると、翌年の花芽を摘むことになり次の年の収穫ができなくなってしまうようです。
実はこの柿少し渋いそうで、柿の木の持ち主の型から焼酎で渋抜きした柿も分けていただきました。
収穫したてのものをかじりましたが甘いところもあるにはあるのですが、渋いところもあり。。。
今度は渋抜きを紹介できればと思っています。
今回はこの旬の柿を使った紅白なますを紹介します。
僕が馴染みのあった大根と人参のなますではなく、材料は大根と柿。
紅白なますは人参だとずっと思っていましたがいろいろなレシピがあるみたいですね。
〈材料〉
・柿 2個
・大根 1/2本
・塩 小さじ1
・砂糖 大さじ2
・酢 大さじ3
まずは大根の皮むきから。
余談ですが最近ぬか漬けを始めたのでむいた皮はぬか床にいれて漬物にします。
辛い大根でもぬか漬けにしてしまえばおいしく食べれるし、野菜のどの部分もムダにすること無く楽しいですよ。
次に千切りと塩もみをしますが、この時に出る水分は捨てなくて大丈夫です。
柿も皮を向いて同じような形に切りますが、種があるので結構厄介です。
工夫して切りましょう。
最後に全て合わせて揉み込めば出来上がり。
手軽に旬の一品が出来上がります。
見た目にも鮮やかで、食卓を彩ってくれます。
味は柿の素朴な甘さですっきりした味わいで、柿が嫌いな人でも気にせず食べれそうです。
酢と砂糖で味の調整はできますので、いつもと違う紅白なますを作りた方にもオススメです!
執筆:宇留野