• 2014.11.27
  • 風景と暮らし

石道の冬支度


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すっかり紅葉で有名になった古橋の鶏足寺や石道の石道寺。もう大部分が落葉し、モミジのじゅうたんとなっていました。

紅葉を満喫し、石道の集落を通って帰宅途中、山からきれいな水の流れる用水路で大根やカブを洗っている人を発見。

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ここは紅葉が終わるともうすぐ雪が降ります。そうそう冬支度の時期ですね。この大根やカブは、ぬか漬けにします。

その他にも干し柿を作るときに剥いた皮も干していました。何に使うのか尋ねたところ、ぬか漬けに入れるのだそうです。

そうすることで風味とコクが増しおいしくなるそうです。食べ物を無駄なく使う昔からの知恵ですね。

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そして一番気になったのは、用水路の水車。発電にはいかにも小型でかわいすぎます。

これも何に使うのか尋ねたところ、何といもを洗う水車だそうです。土や皮がついたままのいもを水車の中に入れ、あとは水の力に任せておくだけ。

水車の中でコロコロ転がり、いも同士がぶつかり合い、その間に皮がむけ、数分後にはきれいになったいもが出てきます。

この水車の大きさは、川幅によって変わってくるのですべて手作りだそうです。

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これも昔から水路とともに生きてきた先人から受け継ぐ生活の知恵ですね。

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長浜市木之本町石道

 

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nagahamalabo