「収穫の秋」といえば、真っ先にイメージするのが「さつまいも」の収穫。
我が家でも畑にさつまいもを植え、いよいよ収穫です!
そのとき、収穫後のいも以外の葉やじくと呼ばれるいもづるから枝分かれして上に伸びている茎はどうしていますか?たくさんあるので捨てるのがもったいないと思ってしまいますよね。
実は、いもじくは料理して食べることができるのです。「いもじく煮」と言って、この地域ではふるさとの味として食べられています。
ということで、いもじく煮に挑戦です。
まだ新しく伸びたいもづるを探します。いもじくは若いもののほうが柔らかくて食べやすいです。
じくを束ねて、葉をちぎります。そして葉を採ったじくをさっと水で洗います。
いもじくを3~4cmの長さに切って、もしじくが固そうなら、皮をむきます。
鍋にサラダ油を熱し、芋じくを入れ、真っ青になるまで十分炒めます。
炒めたら、砂糖、かつおだし、醤油、お好みで油揚げを入れ、中火から弱火でじっくり煮含め、火を消して余熱でしばらくおきます。
いもじく煮の出来上がり。
さつまいもと一緒に煮含めてもおいしいです。
材料
いもじく・・・500g
油揚げ・・・お好みの量
サラダ油・・・30ml
かつおだし・・・50ml
醤油・・・40~50ml
砂糖・・・20g
参考文献 「忘れぬうちに伝えたい湖北町の伝統食・地産食」 湖北町食事文化研究会 編集・発行
文責 川瀬