• 2020.9.6
  • 食と暮らし
  • 長浜くらしノートストア

100 の仕事で 未来へつなぐ


菌床しいたけ栽培やその加工品、近江米のおせんべい製造、ハスの活用、さつまいも栽培…。
長浜市の東南部を拠点とする 特定認定NPO法人「つどい」からは、多様な生産加工品が登場しています。


一見するとバラバラに見える品々ですが、すべて「地域を未来につなげる」ために生まれたものばかりです。 つどいが活動の拠点とする西黒田地域は、金太郎出生伝説の ある田園里山地帯。

休耕田を活用した「あいのたにロータスプロジェクト」。香水やお菓子などの商品化をめざすとともに、美しい景観が地域の名物に

豊かな自然に恵まれる一方で近年は高齢・少子化、これに伴う耕作放棄、里山の荒廃の問題に直面しています。 法人として高齢者・子育て・障がい害者支援・居場所作りなどに取り組むなか
で、 こうした人々が地元で生きがい、やりがいを感じられる場をと、放棄地を活用した福祉農園や加工場を設け、試作開発に励んでいます。

きんたろう椎茸の生産現場。菌床栽培で愛情込めて丁寧に作っている。

専門家からノウハウを伝授してもらい展開している「きんたろうせんべい」。5度漬けのしょうゆ味が一番人気だ。

めざすは「西黒田に100の仕事をつくる」。 金太郎の里ブラントとして続々と新しい品が生まれそうです。
執筆:矢島絢子 写真:川瀬智久


【きんたろうせんべい】

特定認定NPO法人つどい
合同会社TUNAGU

滋賀県長浜市常喜町 874
080-3479-7297
ホームページ

 

川瀬智久
この記事を書いた人
川瀬智久
身長188cm、市役所入庁以来、背の高さだけはNo.1をキープしています(笑) 「人がまちを動かす」を理念に、広報を通じて、人がつながり、共感を与え、市民活動を喚起、活発化させられるようがんばります!今回の取組みで、観光のような「ハレ着」とは違った「普段着」の長浜の魅力、愉しみ方を紹介し、「長浜いいね!遊んでみたいね!住んでみたいね!」と、行動に移してもらえるようデザインしていきたいですね。