賤ヶ岳の麓、木之本町大音集落の一角、梅雨のこの時期になると「コトコト」と座繰機(ざぐりき)の動く音が聞こえてきます。 「おっ、今年も糸とりをやっているな。」とほっとした気持ちで工房へ顔を覗かせます。窓のいちばん近くの特等席には、いつもの主「佃三恵子」さんがいつもどおり作業を行っていて、さらにほっとした気持ちになりました。というのも、大音にはもうこの工房しか残っていないからです。 この地域は、賤ヶ … 続きを読む 今年も始まった「大音の糸とり」
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